飛騨高山きゃらぶきってどんな食べ物?
最近、我が家ではフキの料理が頻繁に
食卓に並んでいます。
そこで今回は、フキ料理の締めくくりとし
て「きゃらぶき」を紹介します。
今年もお客様からたくさんのフキをいた
だきましたが、きゃらぶきを毎年作る母に
よると、鍋いっぱいの量(レシピの分量)
が必要とのこと。いただいたフキだけ
では足りなかったため、追加で収穫に
行きました。
この時期に新鮮なフキを収穫し、大量の
きゃらぶきを作りますが、そのほとんどを
日頃お世話になっている方々に配ります。
そのため、家で食べる分は1/4程度に
なってしまいます。これでも一度に食べ
きるのは難しいので、冷凍保存して少し
ずつ楽しんでいます。
飛騨地方の郷土料理として知られる
「きゃらぶき」は、濃いめの味付けで、
ご飯のお供にぴったりの佃煮です。
フキの風味と甘辛い味付けが特徴で、
地元の食卓では定番の一品となって
います。
今の季節、飛騨地方では朴葉がよく
採れます。この朴葉を使った郷土料理
「朴葉寿司」は食卓に並び、地元
スーパーでも販売されています。
朴葉寿司に使われるネタの一つとして、
このきゃらぶきも人気です。
久寿玉 手造り 特別純米でペアリング
さて、このきゃらぶきは濃いめの味付けで
ご飯によく合う佃煮のような一品です。
そこで、辛口の純米酒が合うと思い、
「久寿玉 手造り 特別純米」をお勧めします。
このお酒は、米と米麹だけで仕込んだ
蔵元代表作「久寿玉」の一品です。
北アルプスの麓から得られる伏流水を
使用し、飛騨産の酒造好適米「ひだほま
れ」を60%まで磨き上げ、丁寧に醸されて
います。
IWC2014純米酒部門でSILVERを受賞
した実績があり、口当たりはソフトで、
なめらかな旨味成分とキメの細かい
酸味が調和しています。
「久寿玉手造り特別純米」は、冷やしてもぬる燗でも楽しめるお酒です。